第104代内閣総理大臣に高市早苗氏

4年前の自民党総裁選から、高市早苗さんが選ばれたらいいのにと思いながら、選ばれなかった4年前と昨年の2回、そして、今回、高市さんが自民党総裁に選出されました。

言うまでもなく、独立型無所属の私は、自民党総裁選の選挙権はありませんが、、、

高市さんが自民党総裁になって、本日内閣総理大臣に指名されるまでの間、いろいろな話がありましたが、総裁就任直後に、何もしていない段階からネガティブな視点ばかりで報道されたことが非常に残念でなりません。

そもそも、自民党の過半数割れは、言うまでもなく、石破総裁での2回の国政選挙によるもので、公明党の連立離脱も高市さんだけを悪者扱いするような話ではなく、政党の政策実現のために、別々の道を歩むことがあるのは連立政権の性質で、20年以上に渡り連立して来たことが奇跡なのです。

高市さんは総理大臣になるために「なりふり構わず、各党の代表に面会している」というような報道がありましたが、政党の党首たるもの、政策実現のために総理大臣を目指すのは当たり前で、高市さんに限らず、各党の党首で自らが連立政権の長になろうとしていた動きは少なからずあったわけです。

高市さんに限り、「なりふり構わない」という表現は悪意に満ちていたと思います。

そんな嵐の中の船出になる高市内閣。

党内議員でも就任前からネガティブ発言を受けた永田町のムラ社会の足の引っ張りとは裏腹に、株価は上がり、経済界からはその手腕を期待されたスタートになったのは、昨年の総裁選直後とは大きな違いです。

小選挙区制度になり、政策よりも好き嫌いや選挙区事情により、所属政党を決めていると思われる人も推察される時代。

私が学生の頃から「今の政治は過渡期・転換点」と言われながら、四半世紀が過ぎました。

高市さんは、自民党の総理としては就任時に衆参ともに過半数割れ初、自身の派閥や支援グループのない初と、過去に類のないとんでもない逆境下で就任する総理大臣になります。

あらゆる逆境を乗り越え、国民生活を豊かに、明るい未来を築くリーダーとして、高市総理には頑張ってもらいたいです。