認知症施策について昨年12月の議会質問で取り上げました。
その内容について数回に分けて報告させて頂きます。
今回は、認知症の人の役割についてです。
高齢者施策で、介護予防・認知症予防は大変重要で、介護保険制度上の課題があるものの、本市の様々な計画において、近年、予防に関する考え方は進んで来ています。
一方、認知症の人、すなわち当事者の役割について、今後明確に示していく必要があると考えます。和歌山県御坊市の認知症の人とともに築く総活躍のまち条例では、認知症の人の役割を条文上で明記し、市の施策策定に関わっていくことになっています。
そこで、認知症の人が、認知症施策や高齢者施策の策定に関わっていくべきと考えます。一方、若年性認知症の人もいるため、高齢者施策という幅に捉われず、認知症の人の役割は、総合計画の中に位置付けていくべきと考えます。
川崎市総合計画改定素案の中に、明確な記載がなかったため、総合計画改定時にこの記載を求めたかったところでしたが、今回の一般質問では議会ルール上でこの直接的表現ができなかったため、条例策定や、既存条例、または市の計画の中に位置づけるべきとの表現を変えた提案をしたところ、健康福祉局長から前向きな答弁がありました。
総合計画改定素案では、認知症予防や介護予防についての明記があり、これまで予防について有志議員と専門家と勉強会を開催し、提案してきたことが前進しているという実感がある中、総合計画という最上位の計画において、「認知症の人の役割」を明記することは、さらなる認知症理解への大きな前進になることと思うので、2月の発表される総合計画改定案に明記されることを願います。

