麻生区にもっと投資を!

麻生区は平均寿命日本一の区で、市内で高齢化率が最も高く、お金がかかっているような錯覚に陥ってしまいますが、数字を見ると明らかに麻生区は川崎市に貢献しているのがわかります。
今回は、令和6年度決算を中心に、各区に分割できる限りの比較データを調査しました。
まず、生活保護扶助費ですが、扶助費が1番少なく、生活保護世帯になる要保護率が2番目に低い区になっています。


次に、認可保育所の扶助費ですが、麻生区が1番少なく、先ほどの生活保護の要保護率が1番低い中原区が最も高くなっています。
中原区は武蔵小杉のタワーマンションを始め、若い世代が多く住んでいるのが特徴と言えます。

続いて、各区の高齢化率と要支援以上の高齢者の割合ですが、麻生区の高齢化率は、川崎市内で唯一25%を超えていますが、要支援以上の高齢者の割合は市内で最も低く、最も健康であると言えます。
麻生区内は、スポーツジム利用者が多く、また新設されるぐらい、需要が伸びています。麻生区の事業でもスポーツジムとの連携するような事例もあり、日頃からの健康づくりの意識の高い地域と言えることから、要支援以上の高齢者の割合が最も低い区であることが納得できます。


先ほどの生活保護扶助費を含めた市の健康福祉費のうち、区ごとで割れるものを調査した結果、最も支出が少なく、世帯当たりで割っても2番目に低い区になっています。


次に、インフラの維持補修管理関係についても調査しました。区ごとで分割できるものが少ないので一概に、この数字が各区の比較とは言い切れないのですが、平米あたりの各区の道路維持補修費のグラフです。この中には駅前広場の維持補修費も入っているので、一概に道路の維持補修だけではないのですが、そもそも、駅前広場に特殊な維持補修費をかけるかかけない

かも、格差になっています。

また、駅前広場等維持補修事業費を除いた場合は、川崎区が一番少なくなりますが、麻

生区は二番目に少ない区で変わりありません。

今回は極端な例を挙げたと思われるかもしれませんが、金額の大きなものを例示しているため、大きく外れるということはないと考えます。税収面では、川崎区や幸区が法人住民税や固定資産税で多くの収入を得ているところですが、一世帯平均の個人住民税は、麻生区は中原区に次いで多いという状況、歳出面でこれだけの格差があるという前提を踏まえ、川崎市の計画は考えていくべきです。
川崎市は広域行政の要素のある政令指定都市ですが、そもそも市は基礎自治体です。防犯カメラの直営事業のような格差、駅前の維持管理費の格差など、受けるサービスの格差は是正すべきです。
今後、市内格差の現状を踏まえ、新百合ヶ丘を始めとした麻生区内のまちづくり、緑の保全整備など、麻生区の未来に向けたまちづくりを予算編成の考えに盛り込むことを要望しました。

 

さらに、川崎駅周辺の維持補修経費が多くある一方、麻生区の景観形成の維持に経費がかかる場所においても、維持管理の基準の例外が認められていません。

繰り返しますが、川崎市は基礎自治体です。川崎駅だけ特別で他区の中心駅周辺は特別な考えを持たないということであれば、もはや基礎自治体ではなく、広域行政の要素が強くなっている証拠です。

特別市のような広域行政の議論ではなく、もっと一人一人の市民や地域を大切にする必要があります。今回の数字は一部であるものの、これまで市で調査していなかった区ごとの支出の部分も明らかになったため、今後の基礎自治体としての市政を考える大きな一歩になりました。

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