昨日の本会議で、議案第115号川崎市葬祭条例の一部を改正する条例の修正案を提案しました。
市長提案の原案は、葬祭場の利用料金の市内利用者を値上げして、市外利用者を据え置くものですが、私たちの修正案は、火葬料に限り、市内利用者の火葬料を据え置き、市外利用者の値上げを行うものです。
現行・改正案・修正案の比較資料は次の通りで、続いて提案説明文になりますので、ご一読いただけると幸甚です。

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私は議案第115号川崎市葬祭条例の一部を改正する条例の制定について、修正案を提案者の方々を代表し、提案説明させて頂きます。
本議案は、全庁的な使用料・手数料の見直しに伴い、「使用料・手数料の設定基準」に基づき、料金改定が行われるものです。
葬祭場の火葬料を除く、他の使用料・手数料については、すべての人が利用するものではなく、受益者負担の割合が適正であると考えられる一方、火葬料については葬儀の形式に拘わらずすべての市民が利用する可能性があります。
使用料・手数料の見直しについては、行政側の算出する標準的受益者負担割合と概ね同程度と考えられる2割以内の差については、現行料金を据え置き、改定前の使用料の1.1倍を超えない範囲で設定されています。
今回の火葬料の料金改定も同様に設定され、市内料金を値上げするものの、市外料金は据え置きになっています。
最新データである総務省統計局発表の8月の全国消費者物価指数(総合)は、前年同月比1.9%の上昇により、生活負担の増加が明らかであり、すべての人が通る道であり、自ら選択が不可能な死という局面については、特別に捉える必要があります。
本条例の中でも、火葬料については、葬儀の形式に関わらず、すべての市民に関わるものであるため、市民負担を最小限に抑えるべきと考えます。
そして、火葬料は、葬儀の際に、一般的に葬儀社の葬儀費用全体に含まれ、明細の一行になる程度ということで、実感しづらい中で負担が増えています。
一方、市外の火葬料については、周辺自治体の市外料金の比較の観点から、横浜市や相模原市を参考に60,000円に設定されていますが、そもそも川崎市民が相模原市の火葬場を使うでしょうか?
相模原市よりも、東京都の公営や民間の火葬場を使用することが多く、大田区の臨海斎場は88,000円、多磨葬祭場は90,000円、南多摩斎場は80,000円になっていますので、この火葬料も参考として検討すべきと考えます。
市民利用については北部と南部で料金差を設けることは適切ではないと考えますが、市外利用については、両施設の交通利便性や利用状況の違いを踏まえ、火葬料金に差を設けることが適当と考えます。
今後、高齢化が進む中ですので、横浜東部斎場が開設されて、一時的に市外利用は減少する可能性がありますが、今後、火葬場の需要が増えることは周知の事実で、今回の修正案では、試算上ではありますが、原案と同程度以上の財政効果も見込めることを申し添えておきます。
以上の理由から、すべての市民に関わる火葬料について次の通り修正を求めるものとする。
それでは、修正内容を説明致します。
修正案は、別表の改正規定中、火葬料1体あたり市民の火葬料を据え置きし、市外については、死産児を除き、南部と北部を分けて火葬料金に差を設けた内容に設定し値上げするものとし、詳細はお手元に配布している資料のとおりです。
議員各位におかれましては、修正案の趣旨を十分御理解いただき、御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
※お手元の資料…提出した修正案
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ちなみに、本修正案は、無所属議員5名を除き、反対多数で否決されました。
みなさま、資料や提案説明を読んで頂いてどう思いますか?
これが、川崎市議会です。
これが、日本国の政治の一部の実態です。



