戦略的国際交流・都市間交流vol.1~姉妹友好都市について~

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川崎市には姉妹都市、友好都市、友好港があります。
全部覚えていますか?
と言われても、私も自信がありません。
逆に一つでも知ってますか?
と聞かれても、一つでも答えられる人はどれぐらいいるでしょうか?

他方、相手都市の市民に同じ質問をして、いかがでしょうか?

 

姉妹友好都市締結何周年という機会を除き、ほとんどそのつながりが実感できないわけですが、この事業に大なり小なりの税金が投入されているわけで、その情報をより多くの市民が知ることと、より戦略的・効果的な運用が求められます。

川崎市と姉妹友好都市になっていることがもっとも市民に知られているのは、おそらくザルツブルク市でしょう。

阿部孝夫前市長が広めた「音楽のまちかわさき」で友好関係の強いザルツブルク市。

楽器の修理が縁だったことから始まった関係で、姉妹都市締結22年。

平成23年3月11日の東日本大震災でミューザ川崎シンフォニーホールの天井落下事故の際には、ザルツブルク市民がこのホール再建のために募金をしてくれました。

また、ザルツブルク鉄道模型クラブと麻生区に事務局のあるモデルアイゼンバーンクラブは、ヨーロッパのジオラマ鉄道模型で民間レベルでの交流がこれまでも行われて来た経緯もあります。

この関係を、より多くの市民が実感し、メリットが出るような戦略的な交流を進めていくことが大切であるという観点で、先月の議会で質問しました。

続きはvol.2で。

参考 川崎市姉妹都市・友好都市のプロフィール

http://www.city.kawasaki.jp/shisei/category/60-5-0-0-0-0-0-0-0-0.html