成年後見制度

成年後見今月の町内会の回覧板に入っていたのが、成年後見制度の講演会の案内。

大学時代、一応・・・法学部の学生でしたので、成年後見制度について、少し勉強した記憶がありますが、当時は必要性については学べましたが、実感がわかなかった制度でもありました。

しかし、政治の仕事に就いて、まもなく10年になりますが、この制度は非常に密接に感じます。

成年後見制度には、法定後見制度と任意後見制度があり、判断能力の度合いや成年後見人の選任の方法でその種類が異なります。

 

そもそも、成年後見制度は?

認知症、知的障害、精神障害などの理由で判断能力の不十分な方々は、資産などの財産管理、介護等のサービスや施設入所の契約締結などを、本人の判断でするのが難しい場合があります。

また、判断能力が不十分ゆえに、悪徳商法の被害に遭う可能性も高くなるため、選任された後見者が、本人の保護と支援を行うものです。

 

どのような場合に考えるのか?

認知症の家族のため、知的障がいのある子ども将来のためにということが多いのですが、脳梗塞等の急な病気による影響を考えても、早い段階から制度を理解して家族や親族、身の回りの人で考えることが大切です。

よって、今は元気でも・・・、いざというときに、自分のため、家族や身の回りの人のためにも、機会を見つけて制度を学び、家族と話しておくことをお勧めします。

 

成年後見制度の講演会

みんなでいっしょに学ぼう「成年後見制度」~安心して暮らし続けるために~

・日時:平成27年2月23日(月)13:30~15:30(開場13:00)

・会場:麻生区役所4階第一会議室

・講師:行政書士 鈴木孝 氏

・参加人数:定員100名(申し込み不要)

・参加費:無料

・主催:柿生地区社会福祉協議会高齢者福祉委員会