視察調査の副産物収穫

fukusanbutu事務所に戻り、昨日の浜松市の調査のまとめをしていて、ある冊子を手に取り、一緒にいた静岡市議会の平島政二議員も私も食いついたエピソードを思い出しました。

災害時要援護者支援システムの広報や周知をどのように進めているかの一例として、浜松市の広報誌を見せて頂きました。

写真のものがそれになります。

A4サイズ冊子になっていて読みやすく、2ヶ所のパンチ穴が空いているので、保存しやすくなっています。

この広報誌を平島議員も私も食い入るように見たのは、読みやすさで、さらには読み手にやさしいものになっていて、保存しやすいということです。

市の広報(市政だより)は重要な情報が掲載されていますが、川崎市も静岡市も新聞のような形式ゆえに保管しにくいので、多くのご家庭で読んだら捨ててしまうと思います。

 

我々二人が、あまりにも広報をもの珍しそうに見ていると、説明して頂いている担当の職員さんたちは、不思議そうに首を傾げていました。

それもそのはず、浜松市は数市町村が合併していますが、合併前に違う自治体出身の職員さん同士でしたが、同席した職員さんが所属していたそれぞれの自治体は、以前からこのような形式の広報だったようです。

 

ホームページで示される情報が主流になっていますが、市の広報は、重要な情報や新しい情報がまとまっているということと、高齢者やICTが苦手な方々にとって、読みやすく、保管しやすいということは、大切だと思います。

災害時要援護者支援システムの視察調査が、新しい発見を産んでくれました。