私は政治家を目指す方に、政治家に必要なことを尋ねられると、おこがましくも「人の痛みが分かる人であること」と答えます。
私は「努力が報われる社会」「小さな政府と大きな市民社会」「スマート(賢い)なまち」と言った話をよくしますが、その前提には「人の痛みを理解することが大切」だと思います。
人が夢を持って生きていく社会をつくるためには、明るく元気であることと、痛みを分かることが大切です。
明るく元気でも、人の痛みが分からなければいけません。
人の痛みが分かる人は、夢を持ってがんばれば明るく元気になります。
人の痛みが分かる人は、困っている人の立場で考えられるし、一緒になって行動できます。
そして、政治家にとって大切なのは、未来を考えること。
将来困らないようにするためには、先を見通して、今を考え、取り組むこと。
やはり、痛みが分かるからこそ、強く生きなければいけない場面で諦めない。
だから、政治家は人の痛みが分かる人でなければいけないと私は思います。