平成23年3月11日午後2時46分に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに伴い発生した津波、さらには福島第一原子力発電所の事故による大規模災害の始まりから今日で6年。
犠牲になられた方々に心より哀悼の意を表します。
最愛のご家族やご友人を失われた方々のお気持ちを思うと今なお哀惜の念に堪えません。
また、被災されているすべての方々に、心よりお見舞い申し上げます。
震災が風化していくという人がいますが、被災されている方々がたくさんいて、今なお災害は続いています。
改めてそのことを実感しなければいけません。
東北から少し距離が離れている関東の地でも、被災されている方々が多く住まわれ、新しい一歩を踏み出している方、踏み出そうとしている方の一助となるべく、しっかり取り組んでいかなければいけません。
そして、災害はいつどこで発生するかわかりません。
我々は、一人でも多くの命を守り、その命をつなげていかなければいけません。
そのためにも一人ひとりが意識をもって大規模災害に備えることが大切です。
麻生区は、土砂災害の可能性や開発時の盛り土により地盤が弱いと言われている場所がありますので、この機会にご自身の地域について、ご確認頂ければと思います。
http://portal.kikikanri.city.kawasaki.jp/normal/general/enlight/0000000336/enlightinfo.shtml
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/500/0000075512.html
また、被災時には、水や食料等を個々で備蓄しておくことが大切です。
改めて、「備える。かわさき」をご一読いただければと思います。
「備える。かわさき」http://www.city.kawasaki.jp/170/page/0000015861.html
人の力でどうにもならないのが災害ですが、災害を防止していくのが政治の役割でもあります。
一人ひとりの意識や行動で命をつなぐ可能性が高まりますので、一緒に考えていきましょう。