ちょっと前に同じことをブログで書いていましたが、この想いが、今回の定例会の質問に至りました。
いまの子どもたちがキャリア教育でしっかり学んでいますから、将来、この子どもたちの足を引っ張らない大人でなければいけません。
自分のためもありますし、子どもたちのためでもあります。
40歳のポイント
私は今年で40歳になります。40歳は介護保険の2号被保険者になります。要は、保険料を納めることになります。ただただ、保険料が取られるのが今までの考え方でした。しかし、私は40歳という年齢は、働き盛りで、その後の人生設計を立ち止まって考える時期にもなります。
お隣の東京都多摩市では、「for40」という「40歳向け健幸発情報誌」を発行し、平成29年度より、40歳を迎えるすべての市民に送付しているとのことです。簡単な冊子で、市の職員さんが読んでみようと思えるように、工夫したそうですが、非常にわかりやすい冊子に仕上がっています。
この中で、40歳から90歳までのライフイベントの例が紹介されており、どの時期にどのようなことが起きるか、それに対し、何を考えておくべきかが、図で表現されています。
画像は、その一つのページのものですが、小さいので、詳しくは多摩市のホームページに、PDFでアップされていますので、ぜひご覧頂ければと思います。
キャリア在り方生き方教育
川崎市では、「キャリア在り方生き方教育」ということで、市立小・中学校で、キャリア教育が進められています。この授業で使用する「キャリア在り方生き方ノート」には、それぞれの学年に応じた、将来設計や健康管理を実践的に考えられるようになっています。平成28年度から全校実施されていますが、我々のように今年40歳を迎える人は、小中学生の子どもがいる方も多いのではないでしょうか?
子どもたちが、将来設計をしっかり考え、夢の実現に向け、着実に進んだり、生活から健康やリスクについて考えたりしています。
この子たちが大人になって、しばらくして、我々の世代になるころには、我々も高齢者。
子どもたちが受けているキャリア教育同様、我々も考えていかなければいけません。
昨今、高齢者の生活保護の増大が社会問題になっていますが、いまの働き盛り世代がしっかりと考え、行動しなければ、いまの子どもたちに負担を増大させます。
ゆえに、多摩市の「for40」を見て頂くこともきっかけの一つですし、子どものいらっしゃる方は、「キャリア在り方生き方ノート」を見て、親子で将来設計や健康対策を考えていく機会にして頂ければと思います。