昨日、川崎市選挙管理委員会事務局は、先月執行された参議院議員通常選挙における川崎市内の10代の投票者数等の調査結果を公表しました。
18歳の投票率60.1%
19歳の投票率52.20%
10代の投票率56.46%
麻生区は2位
区別の投票率は、
中原区が最も高く18歳で64.26%、19歳で55.59%、
川崎区が最も低く18歳で49.44%、19歳で43.42%、
ちなみに麻生区は中原区に次いで高く、18歳で63.60%、19歳で54.64%でした。
18歳は平均より高い
川崎市全体の投票率は55.83%でしたので、10代投票率のほうが高かったと言えます。
また、図は5歳きざみで年代別の推定投票率を示したグラフです。
全体平均の55.83%を上回ったのは、18歳と45歳以上。
60%を超えたのは、18歳と50歳以上。
ということで、昨年の法改正以降、啓発や主権者教育が当時の高校3年生以下の人たちへの一定の効果が現れたと言えますが、話題性が高かった分、これからが重要です。
また、20代から30代前半は50%を割り込んでおり、若年層への新たな形での啓発も必要と言えると同時に、10代で投票した人たちが今後も政治に参加していく機会を設けていくことも大切です。
選挙管理委員会事務局は、「今後も選挙権年齢に達する前の年代への選挙啓発を継続するとともに、既に選挙権年齢に達している世代への啓発も併せて推進してまいります。」と述べています。
政治と選挙の勉強会
私も6月に新百合ヶ丘で政治と選挙の勉強会を開催し、市民生活と政治の関わりを伝えましたが、これからも様々な機会を通じ、政治参加を啓発していきます。
衆議院の解散はいつあるか分かりませんが、任期は残り2年半を切りましたし、来年は川崎市長選挙の年でもあります。
18歳の人がこれから歳を重ねる上で、さらに政治に参加してもらいたいと思いますし、私自身、若者たちと一緒に新しい時代を切り拓いて行きたい。