拉致問題啓発舞台劇公演「めぐみへの誓い-奪還-」を鑑賞。
この公演は、政府拉致問題対策本部と川崎市が主催しています。
前段で、内閣官房拉致問題対策本部事務局より、北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向けての講演があり、その後、舞台劇公演という構成でした。
拉致は犯罪です。
我が国の国民だけでなく、北朝鮮の国民も、世界の人々が、拉致問題を知る必要があります。戦争でもない中、罪を犯したわけでもない人々が拘束され、北朝鮮で強制的に生活させられています。北朝鮮での暮らしの中でも、思想信条を始めとした人の心まで強制され、長い年月を苦しまれていると思うと、胸が痛みます。
我が国の中でも、まだまだ、拉致問題への理解が深まっていません。
今回は地元の中学校の生徒さんたちも学年単位で出席していましたが、特に中学生を始めとした若い世代の人々にも理解を深めて頂きたいと思います。
横田めぐみさんが拉致されたのは昭和52年11月。
実に42年の月日が経過しています。
13歳のめぐみさんが拉致されてから、18歳ぐらいまでの北朝鮮での生活中心に、めぐみさんのご両親の想いや拉致問題解決に向けて活動している様子を描いた作品。
13歳の中学生が、部活の帰り道に拉致されました。
朝、「いってきます」と出かけたまま42年、まだ、「ただいま」と帰って来ていません。
横田めぐみさんのお父様の横田滋さんは87歳。横田さんのご両親は現在、川崎市にお住まいです。
一日も早く、めぐみさんを始め、拉致被害者の方々が「ただいま」と帰って来られるよう、拉致問題を理解し、我が国国民が一丸となって取り組んでいきましょう。