平成26年度決算審査にあたって

kessan26本日より、決算審査特別委員会が始まりました。
平成26年度決算。
いわば、平成26年4月~平成27年3月の川崎市の収入と支出に基づき、これまでの計画と今後の市政について話し合う会議。
私の提案により昨年度より始まった分科会方式と総括質疑、そして市長出席。
今年は健康福祉分科会で分科会質疑と、「無所属にも10分担保しては」と言って、自分がその10分を使う無所属になった総括質疑があります。
健康福祉分科会は、健康福祉局、病院局、消防局を所管します。
分科会質疑の通告は明日の午後1時なので、内容はまだ明かせませんが、今回の質問に至る考え方だけお話させて頂きます。

今議会で中学校給食についての議論がされているわけですが、そこで引っかかっているのが、現実の妥協としてのセンター方式。
理想は温かくて顔の見える自校方式の給食。
検討課題はたくさんあれど、これを進めるためにどれだけのことを尽くして来たか?
その結果、センター方式という妥協が適切なのか?
また、たくさんの税金を投じる大型プロジェクトになりますが、それがセンター方式でいいのか?
子どもたちに負担を残していいのか?
目の前の問題もさることながら、将来の問題を突きつけられるのが、我が健康福祉分科会。

健康福祉分科会

高齢化に伴う課題がたくさん。
先日の市内有料老人ホーム転落事故も一つの例といえるわけですが、高齢化が進む上での対策。
これは、民間施設の活用とその管理・監視をしっかりしていくということも大切ですが、よく言われる支える人口の問題もあります。
働く1人が2人の高齢者の負担をする時代がやってくるかもしれません。
そこで、自らの老後をどのように過ごすか?
それを、自分自身で考え、「選択する時代」に来ています。
しかし、子育てや仕事を始めとした生活の中で直面する課題に対処するだけで精一杯の昨今、30代の人に老後の話をしても、ピンと来ないかもしれません。

 

社会の一員としての老後。

家族の一人としての老後。

老後の楽しみ方。

それぞれの考え方があるでしょう。

自主自律できる人生を送るために、また、我々と同世代の方々が考えるきっかけを作るためにも、今回もですが、地味で大切な質問を行います。