6月より市立学校が再開されました。
安全で安心に登校できるようにと、学校から各家庭での子どもたちの毎朝の検温と風邪の症状確認を行ってもらい、チェックシートに記入を求めています。しかし、各家庭の判断に委ねられ、家庭ごとの意識格差が健康リスクや登校への不安につながっているという実情があります。
しかしながら、学校において登校時に一人一人を検温するのは時間を要し、感染リスクもあります。
現在、群馬県庁では、温度測定機能を持つサーマルカメラを設置し、来庁者の体温測定を行い、一定以上の体温であった場合は、個別に検温する対応をとっています。
そこで、群馬県庁を参考に、学校で集団検温を可能にすることで、家庭ごとの意識格差による安全性の不安を軽減できると考え、教育委員会に提案しました。
学校での運用面や費用面の課題がありますが、調査研究を進めたいとの答弁でしたので、モデル事業等を始め、早急な検討が進められるよう、努めて行きたいと思います。