先の大戦から77年の月日を経ました。
国を想い、愛する人や家族を想い戦火に散った方々、戦後、遠い異国の地で亡くなられた方々、戦争で犠牲になられたすべての方々に心より哀悼の意を表します。
戦没者の方々を始め、先の大戦の苛烈を極めた日々を生きた先人たちが礎となって、今日、私たちは我が国における平和を享受していることに、敬意と感謝の念を捧げます。
しかしながら、現在に至るまでの77年の間も、世界各地で数々の戦争が起こり、多くのかけがえのない生命が犠牲になっています。
そして、現在もウクライナの地は戦火に見舞われています。
暴力はかけがえのないものを奪い、悲しみと憎しみしか残しません。
戦争は外交の敗北に始まります。
戦争という暴力を回避するのが政治の役割ですが、残念ながら戦争は起きていて、起こすのは人です。
二度と戦争を繰り返さないという想いを私自身も世界の中の一人として人々につなぎ、世界平和の実現を目指して参ります。
今朝は戦没者を追悼し平和を祈念する日にあたり、英霊の御霊に対し、畏敬の念をもって、靖国神社に参拝しました。
すべての戦没者の御霊が安らかになられることを祈念致します。