今日の朝一番で福岡市役所に視察に訪問するため、前日入りしています。
他都市に視察に来た際は、散歩して朝のまちの様子を窺うことから、私の調査は始まります。早朝、宿泊先の天神から散歩して大濠公園へ。
ランニングロードが分離して整備され、たくさんの人が散歩やランニングを楽しんでいました。
帰りも歩くと2時間弱の散歩になるため、地下鉄で戻る。
地下鉄車内で、昨日告示になった福岡市長選挙の啓発動画がありました。
「福岡市を好きと答えた人97.7%」
「前回の市長選に行った人31.4%」
好きな福岡市のために市長選挙に行こうというシンプルなメッセージです。
川崎市の場合は、令和元年度の調査で好意的に思う市民が約55%、令和3年度の市民意識調査の定住意向の方が約7割と、福岡市民の福岡好きとは少し数字は異なりますが、この数字を選挙にPRするのは、面白いです。
川崎市長選挙はここ2回が衆議院総選挙と同日になっていますが、同日になっていない平成25年の市長選挙は36.09%でした。
福岡市のシンプルなメッセージに心を打たれました。
選挙は候補者によって投票率が左右されるところもあります。
しかし、市民の自らの意思を投じるという点では、期待する候補者がいなければ白票で意思表示することもできます。
11月20日が投票日の福岡市長選挙、一つのPR効果だけで投票率が大きく変わるわけではありませんが、投票率が上がることを期待しています。
参考:福岡市長選挙啓発動画