「日本の有休の消化日数と消化率、7年連続最下位に終止符」
DIMEの記事がネット上のニュースに。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141211-00010000-dime-soci
読んでいくと、有休取得できない状況を改めて実感します。
休みの日も仕事のことを考える。
私が勤めていた会社は夏休みの3日間は有休扱いでしたので、夏休み以外で取得したのは、わずか2日だったと思います。
1日は祖父の手術、1日は旅行。
とは言え、会社や客先との電話のやり取りはもちろんありました。
「例え休暇を取ったとしても旅行中に仕事のことが頭から離れないと回答したのは日本人が最多」という記述がありますが、まさにそれに当てはまりました。
メリハリが必要
私が秘書時代、当時仕えていた代議士に言われた言葉を思い出します。
「休むのも仕事です」。
仕事をするときに全力を投じられるコンディションをつくるためにも休暇は必要だということです。
オン・オフのメリハリが必要で、有休取得できない状況は、仕事の効率性を失わせている原因をつくっているとも言えます。
とは言え、私も中小企業のサラリーマンだったので、一人が休むということの影響は大きいわけで、社内での協力があってはじめて成り立つものです。
ワーク・ライフ・バランスを改めて考えると同時に、それぞれの企業が成長するためにも、「休むのも仕事の一つ」であるという視点で、社会全体で考えるだけでなく、実行していくべきではないでしょうか?