割れ窓理論

割れ窓今朝は、あさお落書き消し隊の活動に参加して来ました。

長年継続的に続けて来られている隊員のみなさまの活動に敬意と感謝を申し上げます。

というのは、この活動が始まってから、新百合ヶ丘周辺の落書きが激減。

そして、落書きされてもすぐに消されてしまう。

すると、落書きされにくくなります。

落書き消しは、まちの景観をよくするということだけでなく、防犯にもつながります。

というのは、地域関心が高いということですから、犯罪者にとって、どこで誰に見られているかわからないということです。

 

犯罪学では、割れ窓理論(Broken Windows Theory)と言いますが、割れた窓をそのままにしていると、やがてその建物も、その周辺地域も住民モラル低下により、犯罪が発生するというものです。

 

「割れた窓」という例えですが、これは、ポイ捨てのゴミがあったり、落書きがあったりということも同様で、ポイ捨ての多い地域に犯罪は多いと言う傾向があります。

すなわち、ゴミがなくなり、落書きがなくなれば、凶悪犯罪の発生の可能性は下がります。

 

防犯について、警察や市の地域安全推進担当、各区の防犯協会、落書き消し隊を始めとした地域団体、私が麻生区支部長を務めているNPO法人防災・防犯ネットワークを始め、様々な団体が行っている活動がありますが、まずは、個人の防犯意識を持ってもらうことからです。

 

NPO法人防災・防犯ネットワークでは、日々の犯罪情報や防犯対策等をメール配信したり、わんわんパトロール隊の登録により、地域に防犯の目をたくさんつくる活動をしたり、地域安全マップづくりの講師をしたりと、様々な防犯活動をしています。

また、防犯に限らず、防災活動にも力を入れています。

 

割れ窓理論の活用で、一人一人の力で地域の安全を守りましょう。

 

【参考:NPO法人防災・防犯ネットワーク ブロークン・ウィンドウズ理論http://www.bouhan-network.com/broken/index.html

 

注意喚起

最近、麻生区内で痴漢被害が報告されています。

いざというときに声が出ないということや、口をふさがれるというケースが多々あります。

特に女性や子どもは、防犯ブザーの購入と携帯をお勧めします。

歩きスマホをやめて、夜道の歩行には注意しましょう。