人名用漢字

jinmei65年前の今日は内閣が人名用漢字92字を定めた日らしいです。
人名用漢字で思い出すのが、私の出生届。
父が私の名前を考えに考えて思い付かず、兵庫県宝塚市の中山寺にお願いし、私の名を「琢也」を命名。
その後、出生届は生まれて2週間以内のギリギリに届出を出すと、名前用漢字ではないため不受理。
寺からの命名書をよく見ると、「琢」という字に旧字体の点ひとつ。
それに気づいた父は書類を再提出。
旧字体しか名前用漢字として認められていなかったのです。
戸籍謄本を取り寄せると出生届出日が誕生から13日。提出期限の前日。
そんな父が右往左往した点のない字(新字体)はいまとなっては名前用漢字に加わっています。
新字を差し置いて君臨し続けてきた点ありの旧字でありつつも、ほとんどのソフトで出てこないため、新字を使っています。
ただ、私の名刺は点ありに加工。
私の名刺を持ってらっしゃる方はよく見て頂ければと思います。
しかし、川崎市議会の文書はすべて点なしの新字体ですので、点に愛着のある私にとっては些か残念。
公文書で点の入っているのは唯一私の書いた議事録署名です。