選挙用語がちょっと難しくて、誤解される場合もあるので、説明します。
「代理投票っていいんでしょ?」
代理投票という制度はありますが、代理投票と身代わり投票は違います。
代理投票って?
代理投票は、投票用紙に文字を記入できない選挙人のための制度です。例えば、目の不自由な人や、病気やけがなどで手が不自由な人などが投票する際の制度です。投票所にいる投票管理者に申請すると、補助者2名が定められ、その1人が選挙人の指示に従って投票用紙に記入し、もう1人が、指示どおりかどうか確認します。補助者が1人だと不正が出来てしまう可能性があるので、2人が定められます。
また、投票所には、点字投票用の投票用紙や点字器が用意してあり、点字での投票もできるようになっています。
身代わり投票は禁止
「バイト入ってて投票行けないから、代わりに行って」と投票所入場整理券を渡され、投票するのは禁止。
「誰に入れていいかかわらないから、これあげるよ」と投票所入場整理券を渡され、投票するのももちろん禁止。
身代わり投票は、詐欺投票と言われ、厳重に処罰されます。
これは、有権者本人に交付されている投票所入場整理券ですから、本人になりすましたことになります。
当日行けなければ期日前投票も不在者投票もあるので、自分で行きましょう。