時の流れと政治

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夏休みがフレックスの企業も増えていますが、昨日からお盆休みが明けた方が多いのではないかと思います。

事務所は15日まで休んで、16日から出たり入ったりで仕事をしています。

ただし、事務所スタッフは11日から21日まで夏休み。

一人のときにごっそり事務所を広げて、いろんな整理。

ということで、自宅にあった書類をまとめて事務所へ。

過去に講師を務めた際に参考にした書籍がいくつか出て来ると、何となくその光景を思い出します。

候補予定者を対象とした「公職選挙法と選挙運動について」の講演は過去に数度行いましたが、ネット選挙解禁の説明を間違いなく、かつ分かりやすく表現するために、いろんな工夫をしたことを思い出します。

6月・7月に行った「はじめての選挙もこわくない!~政治と選挙の勉強会~」では、政治と生活が密接に関係していること、選挙運動、特に若い世代に関連するネット選挙については、先ほどのネット選挙解禁時の資料が役に立ちました。

薬物乱用防止教育講座は、先月と2年前の2回講師を務めましたが、来年でライセンスの期限を迎えるので、更新しなければいけません。2年前は禁止薬物が中心でしたが、この2年で危険ドラッグが蔓延し、扱う幅が広くなりました。

 

政治に完成はない

「政治に完成はない」という言葉がありますが、薬物ひとつ取っても、時間の流れとともに日々変化しています。

インターネット選挙運動でもそうです。選挙運動において、候補者や政党のアドレス以外からの電子メールの送付を制限していますが、SNSのメッセージは利用できるという解釈です。これは、おそらく送付できるものを制限しようとしたのでしょうが、主流が電子メールからSNSのメッセージサービス利用に代わって来ているため、この規制の必要性がそもそも疑問です。

そこで、時代の変化に対応できるルールづくりや、時代の先を考えた制度設計が必要です。

 

わかりにくいものにこそトライ!

まだ数値が出せていませんが、私は「就学前の子育て世帯を対象とした給付付き税額控除」の導入を提案しています。しかし、わかりやすく説明するのに苦慮しています。

子どもを手元で育てたい家庭にとっても、フルタイムで共働きする家庭にとっても、幼稚園に入れる家庭にとっても、Win-Winな関係で、かつ財政的効果も期待できるという結果が「予測」されます。

直接恩恵を受けるバラマキ的な給付付き税額控除ではなく、就学前教育の希望する環境に入れられる可能性を広げます。

いま、研究中ですが、「みんなで社会をつくっている」という考えが浸透すれば、たくさんんの人に理解をしてもらえると思いますので、トライしていきます。

≪参考≫子育て世帯への給付付き税額控除についてのブログ

https://tsukimoto.info/cms-v2/blog/entry1681.html

(運営経費の市負担は年間150万円としていますが、現在は90万円程度です)