本日、柿生地区総合型地域スポーツクラブGETのおひろめイベントが柿生小学校で開催されました。
私は、設立準備の末席で関わり、KUBB(クッブ)普及指導員とBOCCIA(ボッチャ)体験のアシストでイベントに関わっています。
クッブは、私が講習で教わった先生が講師に来てくれる予定で楽しみだったのですが、残念ながら雨天のため開催できず、フルでボッチャ体験の担当をしていました。
普段はクッブを推していますが、今日はボッチャの魅力と可能性をみなさまにお伝えしたいと思います。
社団法人日本ユニバーサルボッチャ連盟から講師の方に来ていただき、子どもたちにボッチャ体験をしてもらいました。
ボッチャはパラリンピック種目で主に重度脳性麻痺の方が障がいの度合いによってクラスが分かれて行われる競技です。
しかし、ボッチャは子どもでも高齢者でも障がいの有無に関わらずできる、いわばユニバーサルなスポーツで、総合型地域スポーツクラブGETの設立趣旨にも合ったスポーツとして、今回、体験会が行われました。
実は、以前ボッチャ体験をした際、私は小学生に負けました。
それぐらい、対等にできるスポーツです。
青と赤のチームに分かれ、ジャックボールという白いボールを投げ、そのボールにより近く投げた方が勝ちという単純ルールですので、わかりやすいものです。
ボッチャは直接ボールを投げる人だけでなく、その応援をする人たちも周囲から関わります。障がい者だけしか競技に関われないのではなく、健常者がパラリンピックの際に選手をサポートする役割で大会に参加できるという側面もあります。
また、ボッチャを正式ルールや競技用のボッチャセットを使うだけでなく、新聞紙を丸めて作ったり、的当てゲームのようにしたりするレクレーションボッチャというものがあります。このレクレーションボッチャは、高齢者福祉施設でのレクレーションに活用されていることもあり、福祉の分野でもボッチャは活躍しています。
今後、レクレーションボッチャを学校現場で取り入れていくと、子どもと高齢者、障がい有無に関わらず、一緒に楽しめるものになり、福祉教育の機会にもつながります。
ぜひ体験してみてください。面白いですから。