「市民ウケしそうなことを言ったほうがいいよ」
これよく言われます。
市議になって7年のうち、無所属生活もまもなく5年。
この間、選挙の洗礼も受けました。
ギリギリとは言え、無所属現職でたった一人の当選ということで、真剣に取り組んだことを評価して頂いたので、1期目の期待だけでなく、行動や実績も再選の理由かと思います。
ウケることより、将来のことを考え、リードしていくのが本来の政治家で、理解が広まらなければ、支持されないのが、これもまた政治家。
自分たちでできることは自分たちで。
地域でできることは地域で。
自分でも地域でもできないことは公で。
そして、その公の仕組みを作るのは自分たちの代表の政治家で、その政治家を決めるのも自分たち。
私としては、シンプルに小さな政府と大きな市民社会の実現を訴えていますが、「総論賛成各論反対」という場面にあたることは多々あります。
「これをやったら(やった振りすれば)、喜ぶ」
「これをやったら(やった振りすれば)、楽になれるような気がする」
ではなく、
「これをやれば、幸せになれる」
「これをやれば、安心できる」
というのが本来の政治ではないかと思います。
目先のことではなく、将来の効果を考え、いま行動する。
いま批判されても、誰かがやらなければいけないことをやるのが政治家。
自分の行動を理解してもらうのも政治家。
でも、広報にひたすら時間をかけるべきではないので、出来る限りの時間と言うことで、朝の街頭報告を続けています。
基本的に各定例会の報告で区内の各駅に立っていますので、単純計算で7年活動しているので、300回を超えることになると思います。
何でタイトルが4月10日かと言いますと、まさに7年前の平成23年4月10日に川崎市議会議員に初当選しました。
いわば、初当選記念日。
ゆえに、改めて初心を振り返りますが、筋を通し、年月がたってもブレてません。
悪く言えば、頑固者。
よく言えば、初志貫徹。
おかげさまで来月の2日で川崎市議会議員7周年を迎えます。