明日13時半~16時、溝の口にある川崎市男女共同参画センターで、避難所運営ゲーム(HUG)の体験会が実施されます。
避難所運営を想定したシュミレーションゲームで、避難所の配置、被災時の高齢者や障がいのある方々への対応を始め、救援物資が到着したり、マスコミが取材に来たりと、様々な出来事が発生し、その対応をしていきます。
今回は、男女共同参画センターで実施するということで、女性の視点を盛り込んだHUGになると思われます。
例えば、トイレや更衣室、赤ちゃんがいる場合は授乳室等の設置、女性に必要な物資の対応について、性被害の防止について等、避難所運営での想定の機会になります。
初心にもどって
1期目のときに、ある方から頂いた本をこの機会に読み返しました。
「子連れ防災手帖」(企画:つながる.com、発行所:メディアファクトリー)という本です。
東日本大震災のときの被災ママ812人が作った防災手帖。
東日本大震災発生の翌年に発行されています。
たくさんのイラストがあり、3.11のその日のこと、避難生活の出来事が具体的に書かれています。また、親子での防災についてもあり、100円ショップで揃えられる防災グッズが書かれているのは、さすが女性目線。
子どものメンタルケアのこと、女性に必要な防災術、女性に必要な防犯対策についても書かれており、子どものいない女性にとっても必要な情報が詰まっています。
そして、私のように子どものいない男性が読み、理解することも大切です。
避難所運営に女性の登用を
東日本大震災発生後、個人の防災備蓄率が高かったものの、年々減少傾向にあります。
先日、ある法律専門家のみなさんの防災勉強会で講師をさせて頂きましたが、その際の避難所運営のポイントとして、運営に関わる役員に女性に入ってもらうということを触れました。
「子連れ防災手帖」を読んで改めて、確認できたことがたくさんあります。
ぜひ、ご一読ください!