麻生区のまちづくりと尻手黒川線

麻生区麻生区およびその周辺環境は、これから数年で大きく変わる計画が進行しています。来年の夏までに首都高速道路神奈川7号北西線が横浜青葉ICまでの延伸、これから始まるリニア中央新幹線の東百合丘と片平の非常口新設工事、近々予定されている新百合ヶ丘から麻生警察署方面の道路とつながる稲城市の坂浜平尾線の開通などがあります。
しかしながら、アクセスの向上により、麻生区を通過する車両が増えると同時に、道路整備プログラムで計画を立てた時期に予定されていなかった事業も始まります。
昨年、横浜市営地下鉄3号線の新百合ヶ丘駅までの延伸の事業化が決定し、柿生駅前南地区の再開発準備組合の結成によるまちづくりの検討が始まりました。これは新百合ヶ丘駅周辺地区と柿生駅周辺地区の再編につながるとともに、麻生区内の地下鉄新駅という新しい拠点にも期待が寄せられます。

尻手黒川線の早期開通を要求!

首都高速北西線の横浜青葉ICまでの延伸に伴い、首都高速から中央高速への移動の通過点になりやすくなると同時に、リニア中央新幹線の工事車両が走る予定になる柿生交差点。
加えて、柿生駅前南地区の再開発事業や横浜市営地下鉄3号線の延伸等が重なってくるため、これまでも柿生・片平2丁目・片平の交差点が大混雑する時間帯があり、その上で、さらなる混雑が予想されます。また、混雑回避のための抜け道が小学校に隣接する道路や通学路にかかるポイントもあり、安全面の対策は喫緊の課題です。
これまで以上に交通混雑が予想され、安全面での対策も必要になることから、尻手黒川線Ⅳ期の開通の早期実現を今議会で要求しました。