第37回の川崎市コロナ対策本部会議より

 コロナ関連で、不安に思われている方々より、多数のご相談を頂いております。今週月曜日に実施された第37回川崎市新型コロナウイルス感染症対策本部会議の中で、川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長より、専門家としての見解が示されていますので、ご紹介します。

変異株について

 これまでの新型コロナウイルスに比べ、変異株の得体が知れなくて怖いというご相談を受けます。

同会議の中で変異株の対策について、岡部所長より「変異株であろうがなかろうが、基本的な感染症対策は変わりない」という見解が示されています。

ワクチン供給について

 5月の予約分が市の希望数の供給がされなかったため、供給に対する不安があります。国として国民の接種分は確保できていると伺っている旨は私もこれまでお伝えして来ていますが、改めて、今回の本部会議で岡部所長からの発言もありましたので、ご紹介します。

「ワクチンが足りないと言うことが話題になっているが、聞いている限りでは感染症研究所での検定が、現在2,000マン本相当分が行われている。ワクチンが足りないという不安感があると思うが、もう少し待てば供給される」

遠慮なくご相談を

日々の新規感染者数や変異株の報道、川崎市のワクチン接種が遅れていたり、予約面でご迷惑をお掛けしたりという点で不安に思われている方も多いと思います。

しかし、市としてワクチンは安全に接種できるように進めていますし、予約面についてはまだまだご迷惑をお掛けするところですが、少しずつ改善をはかっていると伺っています。

先述の岡部所長の見解のように、変異株に限らず感染症対策は基本的に変わらないということや、ワクチンはすべての人の接種に供給されるということです。

予約の不便について、接種のスピードアップについては今後も市議会からも改善をはかるべく取り組んで行きます。

これからも市民に寄り添い、不安を解消して行きたいと思いますので、適宜、ご不安等がございましたら、ご相談ください。