水道水はそのまま飲む?
水道水をそのまま飲むのにはいろいろなお考えがあると思いますが、私は川崎市の水道水はおいしいと思います。
大阪府で生まれ育ち、東京で暮らしていたこともありましたが、水道水をそのまま飲めるのは川崎に来てから。
昨年実施された水道の市民意識調査では、水道水を飲む人が85.3%、そのうち、そのまま飲む人が30.7%と、蛇口をひねった水をそのまま飲んでる人はわずか3割という結果に驚きました。
安全な水の提供を進めている上下水道局の職員さんの意識調査をしていないで、今後やってほしいと昨年の委員会で要望しましたが、作っている人が美味しくて安全という証は必要ではないかと思います。
ただ、答弁した担当の課長さんは、そのまま飲んでるという回答でホッとしました。
ご当地ボトルウォーター
とは言え、ボトルウォーターのほうが高価ですが美味しいわけで、有名メーカーから、各地の水道局が作るご当地ボトルウォーターがあります。
川崎市も生田の天然水恵水(めぐみ)が販売されています。
パッケージに水道マスコットのウォータンが描かれており、多摩区の井戸から取れた水源PR、シティセールスなどの目的になっています。
また、災害備蓄のためにボトルウォーターを一定数自宅に保管しておくのもよいでしょう。
こんな感じで日本水道協会のページにはご当地ボトルウォーターが紹介されています。
一般市場には少ないのですが、公共施設に行くと自販機等で売っています。
他都市を訪れると、ご当地ボトルウォーターを出されることが多く、パッケージも凝っています。
ただ、日本水道協会に掲載されていないのですが、仙台市を訪れたときにボトルウォーターが出されました。「ごくり◇きらり せんだい」というそうですが、伊達政宗公のシルエット(前のデザイン)が描かれていたので、空のボトルを持って帰ってきたことを覚えています。
水の大切さ
水道水・ボトルウォーターそれぞれに長所がありますが、水道料金を支払って飲んでる水道水がおいしくて安全と言うことが基本になると思います。
私と同じそのまま派の人はわずか3割ですので、おいしさと安全性の向上や啓発が大切です。
同時に水は、森林が生み出したものでもありますので、水源を知るために、森林教育など様々な機会をつくっていくことが重要だと思います。
ひとりひとりが大切にして来たことが、未来につなげられます。
相模湖・津久井湖・丹沢湖・宮ケ瀬湖が川崎の水源になっています。
多くの人が森を大切にし、水源を守ってくれていることに改めて感謝です。
【平成28年度水道市民意識調査】
http://www.city.kawasaki.jp/800/cmsfiles/contents/0000035/35839/data/ishiki_28.html
【日本水道協会】
http://www.jwwa.or.jp/anzen/bottle.html
【仙台市ごくり◇きらり せんだい】