文化庁の令和2年度の国語に関する世論調査の結果が公表されました。
コロナ禍で、「不要不急」「3密」「ステイホーム」という言葉が使われているということです。
また、言葉の本来の意味とは違う意味で理解されていたケースの多い言葉として、挙げられていたのが次の三つ。
「がぜん」・・・急に、突然
「破天荒」・・・誰も成し得なかったことをすること
「すべからく」・・・当然、是非とも
40代のおじさんとしては、本来の意味で使っていたとホッとしたところでした。
一方、見出しからして驚いたのが、「めっちゃ」が新表現ということ。
関西出身者の私としては、「めっちゃ」を物心ついたときにはすでに使っていたので、「新表現」なのか?と首を傾げました。
でも、「めっちゃ」を使ったら関西人と言われたのが、我が国の標準的な使用になって来たということですね。
以前、ブログでも紹介しましたが、関西人が使う「えらい」。
これは、「偉い」「凄い(く)」「大変だ」「「疲れた」など、文脈で読み取らなければいけない表現。
「じみに」
「そっこう」
もよく使われる表現になっているとのことです。
私は「鬼・・・」と「じみに」は使ったことはありませんが、「そっこう」は使いますね。
時代とともに言葉の使い方が変わることがありますが、文字の成り立ちや表現方法など、基本に立ち返って、日本語を学び直すのは重要ですので、このような国語に関する調査も大切ですね。