戦略的国際交流・都市間交流vol.3~国際人材育成への戦略~

SENRYA3川崎市は世界を代表する都市に成長しつつあります。
当然、国際感覚を兼ね備えた人材の育成が必要になります。
そこで、今回は、現在進められている韓国富川市との職員の人事交流の効果について質疑をしました。答弁では、川崎市から派遣された職員は、帰国後、国際交流の最前線でその経験を活かしているとのことでした。他方、富川市は川崎市でのまちづくりについて政策的なノウハウを帰国後に活かしたとのことで、私の意見としてはもう少し川崎市側も戦略的な活用を進めるべきと考えます。
国際感覚を養うには、現在行われている中途採用での人材登用も一つですが、民間企業との人事交流や職員が姉妹友好都市を中心に人事交流を進めたり、大学院等へ官費留学を行うことがその一つの可能性を持ちます。
また、オーストラリアのウーロンゴン市とは、川崎信用金庫がバックアップした交換留学制度があり、市民の国際人材の育成について、民間企業がこのような支援をし、川崎市に貢献しています。
京浜臨海部の国家戦略特区を始めとしたライフイノベーション、環境産業を考えたグリーンイノベーション、福祉産業を考えたウェルフェアイノベーションの三本の矢が川崎の経済発展の可能性とされていますが、この分野での国際人材育成がまだなされていないため、今後早急に進めるべきと提案しています。

続きはvol.4で。