川崎市の将来予測では、2050年に高齢化のピークを迎えます。
その時の高齢化率は37%。
現在の高齢化率のおよそ2倍。
高齢者の割合が増えることで、働き手の人口割合は減少するので、負担は単に倍増するのではなく、それ以上になります。
今のままだとこうなるという予測ですので、この予測を覆すようにするか、医療介護の負担を減少させるか、公助から共助にシフトするかの3つが大切です。
1、予測を覆すためには・・・
実効的手法で子育て支援を行っていくことが大切です。
子育てしやすい環境を、ハード・ソフト両面で進めて行くことが大切です。
私は、ふれあい子育てサポート事業のような共助による手法、子育て世帯に限定した給付き付税額控除等の検討が解決手法の一つとして提案しています。
2、医療・介護の負担を減少させるためには・・・
現在の麻生区の特性として、川崎市内で高齢化率が第2位の行政区になっていますが、介護保険給付の少ない区でもあり、健康寿命のもっとも長い区と言えます。
麻生区のシニアのみなさまのライフスタイルや予防医療の取組を全市に発信し、麻生から健康増進をはかります。
3、公助から共助にシフト
地域コミュニティの活性化と、顔の見える関係を広げて行くことで、行政による直接支援から、地域の支援にシフトしていくべきです。現在は民生委員への負担が増大しているため、補助員制度の導入や、コミュニティ内での支援の輪を広げられるよう、地域で課題を解決すべきです。昨年12月、私がプロジェクトチームで活動した町内会・自治会活動活性化条例が制定されましたが、今後は関係条例の制定や改正を進め、共助によるコミュニティづくりを支援します。
麻生から新しい川崎へ
私は、この3つを柱とした対策を進め、子どもたちからお年寄りまで、すべての世代の方々が安心して暮らせる社会を目指します。
そして、3つの要素のポテンシャルは、麻生区にあります。
麻生から新しい川崎へ。
これからの時代、未来の市政をリードします。