9月29日、氏神様である白鳥神社の例大祭が開催されました。
白鳥神社は、片平・五力田地区の氏神様。
元々は田園風景の里山が続いていたこの地域。
農家のみなさんが、五穀豊穣を願い、氏神様に感謝するのが、この例大祭です。
麻生区の神社の例大祭は秋に集中していて、昔から農家が多く、秋の実りを神様に感謝することから伝統が続いています。
白鳥神社の御祭神は日本武尊。
日本武尊の魂が大白鳥になって天にのぼったということが由来と言われています。
日本武尊は、日本書紀や古事記で伝わる古代日本の皇族。第12代景行天皇の子で、有名な第16代仁徳天皇の曽祖父にあたります。
日本書紀や古事記で描かれ方は異なるものの、武勇に優れ、本州から九州までを平定したと言われています。
その武勇に優れた日本武尊を御祭しているので、「勝利の神様」と呼ばれています。
白鳥神社を氏神様とする地域は、片平・五力田・白鳥と栗平の一部の地区にあたります。ここに住んで何百年という家系の方々が地域の伝統を継承し、中心になって、神社を守っています。また、私のように新しく住みついた人々も地域のことを大切に、氏神様に感謝しています。これは、代々地元の人も新しい人も同じ地域で暮らし、ともに地域の発展のため、地域で育つ子どもたちのために、共存共栄していて、五穀豊穣が人々の暮らしの繁栄を意味し、現在も受け継がれています。
お祭りは、老若男女問わず楽しみ、氏神様や地域の人々に感謝する機会になっています。神輿渡御で、ともに担いで仲良くなる。
神様によるめぐり合わせがあるのもお祭りの機会。
肩の痛みや足腰の筋肉痛も、健康であるから担がせて頂けるものと、当たり前と思っていることに改めて感謝しています。