11月18日に麻生区役所で開催予定の「麻生区選出市議会議員と語り合う会」の分科会で、若年層のまちづくり参加を担当します。
まちづくりの参加は様々な形がありますが、議会、区民会議、市役所職員、町内会・自治会、大学や企業等と所属するカテゴリはいろいろありますが、市内在住者や市内在勤者で構成されます。
ただし、市議会議員には市内在住者しかなれないわけで、明確な年齢制限があるのも市議会議員と市役所職員だけです。
で、肝心の市議会議員はどれだけ若返っているのかを改選期を基準に調べてみると、意外な結果が出ました。5回前、いまから18年前の改選期まで遡ってみても、改選期に70代の川崎市議会議員がいなかったことが意外でした。
20代で初当選の議員が当選回数を重ね、中堅やベテランと言われても40代の議員がいるという若返りの印象があります。
しかし、意外とそうでもないというか、以前から川崎市議会はやや若かったようです。
ちなみに2年前に改選された統一地方選挙における政令指定都市の市議会議員の年代は、以下のとおりです。
20代23人(2%)
30代119人(12%)
40代245人(24%)
50代298人(29%)
60代284人(28%)
70代以上53人(5%)
全1,022議席(統一ではない仙台市・静岡市・北九州市は除く17政令指定都市)
20~40代は若干割合が高く、70代がいない分、50・60代が平均より高くなっています。
市議会議員が若いからいいか悪いかということではなく、若い人が政治に参加できる環境にあるということを示しています。
また、まちづくりの参加の機会は、政治活動に限らず、地域活動や福祉など様々な現場で行われており、知らないうちにまちづくりの構成員になっています。
私はよく市民の定義について話します。
納税者としての市民。
サービス受給者としての市民。
そして、構成員としての市民。
意外と忘れているのが、構成員としての市民。
構成員だからこそ、行動する。
ぜひとも、いろんなきっかけで、若年層に限らず、まちづくりに参加してもらいたいです。