さよならバラマキ、こんにちは安心!

6c693a185be22a1ca3e3372f0ecb3444_s「納めた税金の恩恵がない」

という市民の言葉を、

「納めた税金の『自分への』恩恵がない」

という言葉に履き違え、みんなの税金を全体のためではなく、自分の支持母体への取り合いをする政治家。

市議会議員になって8年、議会のやり取りを含め、驚く発言を聞くことが多々あります。

 

自分の支持母体への経済的支援をなんだかんだ理屈をつけて取ろうとする政治家の発言。

こういう人が本当にそう思っているなら感覚がズレているし、本当にそう思っていないなら嘘つきだと思います。

 

この4年間、おかしなことが多かった。

まず、平成27年6月議会、市長の特別秘書設置という、市長の身内登用のための議案が提出されました。圧倒的反対多数で議会で否決しました。

次に来たのが、平成27年9月議会、学校給食のセンター方式による導入。私以外全員賛成で議決。食育を中心にした導入であったものの、実態としては食育につながっていない結果と、食べた子どもたちに将来の負担を残すようなものに。食育を中心にするなら、自校方式でやるべきで、「あったらいいな」のサービスの中身を市民に知らせず、「給食導入Yes?No?」は不都合な真実が周知されないままの導入。学校現場では、子どもたちのメンタルの課題、トイレの課題や教育設備の問題など、様々な課題がある中で、もっとも優先すべきは「給食をやること」ではなく、給食の中身のはずでしたが。

そして、小児医療費助成拡充の話が、なぜか給食のあとに来ました。450億円という給食の莫大なバラマキを決めてから、人の命に関わるものに着手するという、計画もプライオリティもあったもんじゃない。

直接的に恩恵を受ける市民の数が多いか少ないか、言い換えれば、人気が取れる順番が、今の川崎市の政治判断なんだろうと思います。

 

お金がないから、医療や教育が制限されてしまう、あるいは受けられないという状況を変えることが大切です。

最低限の生活が出来るかどうかに不安があり、相対的貧困率が高いという現状があります。特定の人へのバラマキではなく、すべての人の安心をカタチにする社会づくりが必要です。

さよならバラマキ、こんにちは安心!

「お金がもらえる」とか、「○○がタダになる」と自分への恩恵があるようなバラマキではなく、すべての人が安心してチャレンジできる環境づくりを進めます。

私、月本たくやはそうなるよう、これまでも、これからもブレずに進みます。