川崎港の巡視船が新しくなります。
川崎港の巡視船「つばめ」が引退し、その後任の船の名前を募集します。
「つばめ」は昭和49年建造で、42年を経過しています。
そう、私が生まれる前から川崎港の巡視業務等に従事してきた巡視船です。
一般的な船舶の耐用年数は25年から30年と言われていますので、役割を果たしての引退ということになります。
我々麻生区民にとっては、遠い川崎港ですが、川崎港は、鉄鋼のまちであるとともに、完成自動車の輸出移出や金属スクラップ、製材、衣食住に関わる製品のコンテナなどの物流拠点になっています。また、製鉄拠点ゆえに副生水素から始まる水素タウンとして注目され、天然ガス、バイオマス、火力、メガソーラーなどの発電施設が集積するエネルギー拠点として、臨海部版スマートシティを目指しています。
また、ゼロエミッション工業団地、エコ暮らし未来館が隣接する浮島処理施設、そして、ゴミ焼却灰の最終処分場もあり、環境再生都市の中核を担う点もあり、様々な顔で川崎市や日本経済を支えています。
そんな川崎港の円滑な運営を進める上で、船舶が安全航行できるように努めているのが、川崎市港湾局の役割であり、その日常における目として守っているのが、巡視船です。
川崎港を守り、我が国経済を支える重要な船舶の名前を考えましょう!
募集要項
川崎港では、3隻の巡視船を保有し、巡視業務、帰宅困難者の輸送や緊急物資の搬送といった災害時の対応業務、港湾関連の調査運航業務、港湾視察運行業務等を行っています。
現在、就航中の巡視船「つばめ」の老朽化が著しいため、その使命を終え、新しい巡視船にバトンタッチします。
川崎市港湾局では、この船の名前を募集します。
◇募集期間:平成28年7月21日(木)から8月22日(月)まで
◇応募資格:川崎市内在住・在勤・在学の方
◇応募における注意点
(1)船名はひらがなでつけてください。
(2)現在、川崎市で保有している船舶名と同一名称はつけられません。
(現在川崎市が保有する船舶:あおぞら、つばめ、ひばり、つばき、第一清港丸、第5川崎丸、第6川崎丸)
(3)業務艇としてふさわしい名前をつけてください。
◇応募方法
(1)申込書による応募
所定の申込書に必要事項を記載の上、郵送または持参してください。
(2)官製はがきによる応募
①船の名前と理由(はがき1枚につき1名称) ②住所 ③氏名 ④年齢 ⑤連絡先電話番号及びファックス番号を記載の上、郵送してください。
申込先
〒210-0869 川崎市川崎区東扇島38-1
川崎港管理センター港営課 保安対策班 (8月22日必着)
選定方法
応募作品の中から川崎市が設置する懇談会で意見をいただいた上で決定します。
船名発表
市ホームページ等で9月中旬頃に発表します。
新船の竣工
平成29年1月下旬(予定)
応募者の個人情報を目的外に使用することはありません。
申込書のダウンロード等くわしくは川崎市のホームページにて
http://www.city.kawasaki.jp/580/page/0000077681.html