台風19号の被災からの復興に向け、市長に要望

市長要望本日は、公務出張中の山崎直史議長に代わり、花輪孝一副議長が緊急団長会議を開催し、今週から月内で予定されている5つの常任委員会と議会運営委員会の視察延期を申し合わせました。
その後、チーム無所属川崎市議会議員団として、福田紀彦川崎市長に「台風19号の影響による被災から一日も早い復興に向けた要望書」を提出。
市長に様々な要望を伝えると同時に、市長からの現在の対応状況の説明を受けました。
一日も早い復旧復興に向け、取り組んで行きます。
要望内容は以下の通りです。

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令和元年10月15日

川崎市長 福田紀彦 様

台風19号の影響による被災から一日も早い復興に向けた要望書

去る令和元年10月12日から13日にかけて、本市に台風19号が上陸し、多摩区における三沢川の氾濫、高津区における平瀬川の氾濫、中原区における冠水を始め、多くの災害が発生しました。

今回の災害発生により、本市においても、市民の尊い命が犠牲になり、多くの市民が被災されています。災害の発生原因を究明するとともに、被災された多くの市民の一日も早い復旧復興を目指すため、以下のことを要望します。

 

1、台風の影響による災害発生の原因究明を着実に実施すること。

①多摩川水系河川の氾濫を前にした避難指示の適切な執行について

②中原区における冠水を始めとした、雨水排水対策について

2、被災市民への速やかな復旧復興の支援を進めること。

①多摩川水系河川の氾濫は、多摩川氾濫を防止するために施された支流の止水が一因と考えられる。そのため、他の災害を防止するための犠牲になっている可能性に十分留意し、被災した市民および法人市民に対し、精神的・経済的な視点を始めとした手厚い支援を行うとともに、義援金の活用方法を始め必要な情報を速やかに提供することについて

②多摩川氾濫の防止は国の判断でもあるため、国等に対し、被災者への手厚く速やかな支援を求めることについて

③すべての被災市民に対し、衛生面での安全対策を施し、一日もはやい日常生活が行えるよう給水車の派遣や災害ゴミの回収を迅速に行うなど、全庁的な対応を進めると同時に、関係機関と連携し、復興対策を進めることについて

以上

 

チーム無所属川崎市議会議員団

団 長 月本 琢也

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