今朝の英語のレッスンで、「クローバーの葉っぱの数で確認されている最大が56枚であるのは本当だと思うか?」というテーマでした。
「四葉のクローバーが、幸福を意味する」という話題を何気なく言うと、フィリピン人講師が首を傾げました。
四葉のクローバーは幸福を意味するのは当たり前のイメージでしたが、花言葉としての浸透度合いや意味合いは国によって異なるようです。
と前振りが長くなってしまいましたが、そもそも、四葉のクローバーは何故できるか?
二つの機会があるそうで、一つは、先天的な遺伝の株で、もう一つは、後天的で成長の段階で踏まれた傷が分裂したことによるものです。
先天的な株は同じ場所に四葉のクローバーがかたまってあるそうですが、後天的なものは人が往来する場所に見かけます。
後者の方が一般的です。
オリンピック・パラリンピックでネガティブな話題が続いていますが、開催の可否ももちろんですが、何のためにオリンピック・パラリンピックがあるのかを考えなければいけません。
自分自身・チーム・ライバルで肉体を磨き上げ、精神力を高め、頭脳戦もあり、最後には運を引き寄せる力もあってのアスリートの総合力で世界を一つにする時間。さらにパラリンピックは種目によってはその補装具の技術力やそのサポート体制等も含めた裏方のチーム戦も特有なものです。
オリンピック・パラリンピックのアスリートは、四葉のクローバー、いやもっとたくさんの葉を持つクローバーの集まりだと思います。
人一倍の努力があったり、DNAがその基礎を作ったり、指導者や応援団がいて、強くなっています。とりわけ、パラアスリートたちは、先天的・後天的な事情による自らの障がいに向き合い、肉体や精神を鍛えて、強くなっています。
美しい四葉のクローバーは、たくさん踏まれた分、多くの葉を茂らせていますし、先天的な株はそのDNAのもとに生まれて成長した中でその姿があります。
私もそうですが、「変わった子ですね」と言われて育って来た人は結構いると思います。
他人から見たら、みんな変わってる。変わってる度合いが違うだけです。
その変わりようによって、その後の過ごし方によっては、強くもなるし、美しくもなる。
四葉のクローバーは、生き方の手本として、私たちの心に幸福をもたらしてくれていると思います。