3月の予算議会で予算組替え動議を提出し、川崎じもと応援券第2弾の内容の変更を訴えたものの否決された「敗軍の将」の月本たくやです。
川崎じもと応援券第2弾は、なかなか有効申込冊数が50万冊に到達せず、締切前日まで、第1弾購入者に数度もメールを送っている始末。
さらに、売り切れないと、第1弾のときに3回も販売し、利用期限を延長し7千万円を超える追加の出費を要した事実があったため、対案を出した張本人の私が、市民に向け、購入を求めるメッセージを発信ました。
しかしながら、市民からの苦情で、
「第1弾でじもと応援券買ったら、第2弾で何度もメールが来て迷惑だ」
というお叱りを受けるので、取り敢えず謝ります。
「おいおい、苦情は市長とこの手法に賛同した市議に言ってくれ」
と言いたいところですが、反対しても議決してしまった市議会の議員として謝るしかありません。
そんな裏側がありつつ、何とか50万冊の購入申込者を獲得した川崎市でしたが・・・
抽選になりましたが、結局全員当選では?
ようやく50万冊に到達したものの、有効申込者のうち、市内在住者のみを対象として抽選したということです。
しかし、わずか684冊を超えているだけなので、99.86%の確率で当選します。
そして、当選したものの購入しない人は一定数いますので、7月後半に追加当選の通知が行くことを含めると、事実上全員当選になると思われます。
さらに、市内在勤在学者の有効申込が10,103冊。
ですので、今回当選しなかった有効申込者数は10,787冊ですので、50万冊の当選者のうち2.15%が購入しなければ、全員追加当選になります。
で、余ったらどうなるの?
余る数にもよると思いますが、「二次販売」を募集するのか、第1弾でも余ってますから、そのままにするのか、、、
二次販売やって経費を追加補正で乗せて来るようなことだけはやめてほしいです。出して来ても反対しますが、、、
そもそも「じもと応援券」は、コロナの経済対策!
私とは考え方が違いますが、コロナの影響で売り上げが減少した店舗の救済措置の一つとしての地域経済活性化策です。
時短・休業協力要請あるいはアルコール提供自粛要請等に応じた影響が、大幅な売上減につながっているため、この「協力要請」に応じていない店舗で利用できるというのはコロナの影響による経済対策の観点から適さないと考えます。
・申し込んだ人には購入してもらう。
・協力要請に応じない店舗は利用店舗から外す。
この2点について、市に対応を求めました。