12月の議会質問では、マイクロツーリズムとふるさと納税について質問しました。
マイクロツーリズムとは自宅から概ね2時間以内で行ける旅行を指し、コロナ禍で注目されている旅行です。
川崎市でも、昨年は観光協会のご協力により市民向けに工場夜景ツアーを企画した経緯もありますが、観光資源を発掘して行くことは大切です。
川崎の観光は、南部の工場夜景や川崎大師等が有名ですが、北部がその立地特性からマイクロツーリズムのポテンシャルがあります。
芋ほりやいちご狩りが、都心から30分で行けちゃうのが川崎市北部の立地。
私はふるさと納税の返礼品争いには否定的ですが、川崎市に訪れてもらうきっかけとしての、体験型メニューを増やすことには大賛成です。
その体験型メニューを目的にふるさと納税する人は多くなくても、ふるさと納税サイトを見ている人が、川崎の観光資源を知る機会になります。
令和3年のふるさと納税の返礼品の体験メニューには、サツマイモ堀り体験、多摩川で水上散歩を楽しもうSUP体験、ガラス工芸体験、かわさきマイスター講師による「シニアが輝く着物リメイク講座」などがあります。
ふるさと納税の返礼品ではなくても、魅力的なメニューです。
そこで、川崎市の観光とふるさと納税を連携させることで、ふるさと納税の流入額が増えるかどうかは別として、川崎市の観光施策になり、今注目されているマイクロツーリズムの流れの中にあります。
体験型メニューで、川崎市に来てもらうと、食事やお土産などの経済効果も期待でき、リピーターも期待できます。
マイクロツーリズムで稼げ!川崎市
奇しくも、質問の直前に、TVKの「猫のひたいほどワイド」という番組で、川崎市のふるさと納税について、溝の口のレストランや宮前のいちご農家が特集されました。普通に週末に行ってみたいと思うような内容です。
アーカイブがあるので、ぜひご覧ください。