登下校の見守りは、スクールガードリーダー、地域交通安全員、PTA、町内会・自治会を始めとした地域の有志の方々などが、通学路の交通量の多い場所や危険な場所で活動されています。
見守り活動は、単に安全対策だけでなく、朝の挨拶に始まり、歩道の歩き方、横断歩道を渡る際の注意や、譲ってくれた車への感謝を伝えることなど、地域での子育てにおける「教育の場」でもあると考えます。
見守り活動されている方々へのスクールガードリーダーによる専門的な助言もあるようですが、全市で25名のスクールガードリーダーでは、なかなかすべてを網羅することは厳しいと考えます。
文部科学省の作成している「やってみよう!登下校見守り活動ハンドブック」があり、必要事項がまとめられているものの、22ページに及ぶものを、すべての見守り活動をされている人に読んでいただくことは難しいと思います。そこで、現場での交通安全教育という観点からすると、学校区単位で見守り活動をされている方々を対象とした研修の機会や、動画による啓発を提案しました。
教育次長からは、コロナ禍で行っていなかった講習の再開、そして、私が提案した動画作成を前向きに検討していく答弁があり、大きく一歩前進しました。
この質問づくりには、先日、私の地元に住んでらっしゃるスタント界のボス、タカハシレーシング代表取締役の高橋勝大さんに、交通安全について、プロの視点からご指導・ご協力頂きました。
対談もさせて頂きましたので、ご参照ください。