1月最後の週を迎えました。
一枚のレポートには簡潔明瞭にまとめるようにしていますが、街頭演説では配布するレポートについて内容の強調や補足として話しています。
共助での子育て
月本たくやレポート第23号を配布するのもあと2駅。
今回のレポートは、共助による子育てサポートについて、3児の母でもある東京新聞TODAYの編集長さんとの対談記事の転載と静岡市待機児童園視察報告でした。
「絆」「地域力」という言葉が広がっています。
その言葉の意味することは「共助」。
特に子育てニーズは時代ごとに変化します。
しかし、
「昔はよかった」
「昔のようにすればいいのに」
という言葉をたまに耳にすると思います。
しかし、今は昔ではありません。
いい点を継承していくために、現在の社会環境の中でどのように制度構築していくかが大切です。
ふれあい子育てサポート事業
対談でも紹介している「ふれあい子育てサポート事業」は、
子育てヘルパー会員が、
残業のときに代わりに子どもを保育園に迎えに行ってくれる人、
実家の用事で子どもを半日預かってくれる人、
になって支援してくれる制度です。
「昔は隣近所の人が預かってくれた」
ということもよく耳にします。
そこまでの信頼関係が芽生えている人が近くにいるのが理想だと思います。
しかし、川崎市は転勤や転居などで来られた家庭も多く、隣近所との顔が見えないということも多いと思います。
そういう意味で、ふれあい子育てサポート事業は、託児施設やベビーシッターということではなく共助の観点での子育てヘルパーの力を借りるものですから、隣近所の新しい絆の形だと思います。
スマートな政策実現
現在を全否定するのではなく、現在を受け入れた上で温かい対策を取っていくべきです。
厳しい財政状況がこれからも続くことは必至ですから、社会全体で子育てを行うということは、子どもたちの成長にとってよいということももちろん、現在のサービスをこれからも持続可能にします。
単純に「あれやってと言われたからやる」ということではなく、目標を実現するために、様々な角度から検証し、持続可能なものにしていく。
これからも賢い手法、いわゆるスマートな政策実現に努めて行きたいと思います。
【参考:平成26年11月21日掲載の東京新聞TODAY】
https://tsukimoto.info/cms-v2/news/entry1521.html