区民会議の活動への期待

kuminkaigi本日は麻生区区民会議の全体会に出席。

市議会議員と県議会議員は区民会議の参与になっています。

区民会議の委員任期は2年で今期は第5期です。

これまで区民会議では課題解決事業として、里山ボランティア、子育てフェスタ、家具転倒防止対策等、様々な事業の実現が進められて来ました。

今期は、「心がかよう魅力あるまち あさお」という全体テーマのもと、「若い世代が住みやすいまちづくり」「市民活動・地域活動の活性化」という二つのテーマの専門部会を立ち上げてスタートしています。

今日は、それぞれの部会のこれまでの議論と今後の取組の発表が中心に行われました。

 

心がかよう魅力あるまちを目指しての今後の取組

若い世代が住みやすいまちづくり部会では、「麻生区の魅力のブランド化とPR」と「空き家の利活用」を柱として調査・検討を進めて行くという方針。

市民活動・地域活動の活性化部会では、「ボランティアをしたい人や関心のある人がボランティア活動への一歩を踏み出せるように、受け取りやすい情報発信の仕方やルールなど、気軽に参加できる仕組みを検討する」という方針。

 

「ボランティア」という言葉を聞いて何を想像しますか?

ハードルが高いという感覚で受け止める人が多くいらっしゃると思います。

そこで、若い世代にとっても市民活動・地域活動の活性化にとっても共通するのは、ボランティアの考え方についての理解を広めることが大切です。

そもそも地域社会では、それぞれの立場で、それぞれのできることを、それぞれの無理のない範囲で活動していくことが大切です。

今期の区民会議の活動が、小さな政府と大きな市民社会を築く、基礎となる地域活動やボランティアに対する考え方が変化する契機になることを期待しています。