羽田連絡道路は、羽田空港国際線ターミナル付近と川崎区殿町を結ぶ道路で、歩道も整備されます。
川幅は600mですので、羽田空港国際センターターミナルから殿町地区まで、タクシーでワンメーターで来ることができますし、歩いて空港まで行くことも可能になります。
この事業は今年着工し、東京オリンピックの年である平成32年完成予定になっています。
殿町地区は京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区の中核であり、国立医薬品食品衛生研究所や実中研再生医療・新薬開発センターを始め、医工連携による生命科学医療の研究拠点になっています。
世界から研究者が、また川崎から世界へ研究者がという往来があるため、羽田空港との距離がさらに縮まることで、我が国と世界との関係性が深まるという有意義な事業でもあります。
また、この連絡道路により、羽田空港を中心としたまちづくりとして、大田区と川崎市が連携し、研究開発・工業の分野で世界とつなぐ、文字通りの橋渡しになります。
殿町から、世界の人々の命を助ける、助かる命をつなぐ、その架け橋となる重要な事業がまもなく着工されます。