みどりの日は平成元年に昭和天皇の誕生日に設置されました。
昭和天皇が植物への造詣が深く、緑をこよなく愛した方だったということにちなんでということで、その後、この日は昭和の日に改められ、平成19年より5月4日になりました。
4月15日から5月14日が、みどりの月間として啓発活動がされています。
公園や緑地など、都市部での緑の保全が叫ばれています。
都市部での公園・緑地・農地の保全や荒れ地の緑地化、また、都市部も地方も森林保全の問題を抱えています。
里山を残す大切さ。
自然の再生の大切さ。
これは、都市部で生まれ育った、あるいは長年暮らす人にとって、忘れがちな大切さだと思います。
昨年の大河ドラマ「おんな城主直虎」でも、材木を伐採したあとに、新しい苗木を植え、20年先の投資をする場面が描かれていました。
今ではなく、未来を見据えるのが、緑です。
林業再生と農業振興は、我が国の雇用を生み出し、原点回帰が新しい時代を切り拓きます。
経営手法の転換の機会をつくることで、保護される事業ではなく、国家に還元できる事業に発展する可能性が秘められています。
みどりの日だからこそ、改めて緑を考える機会になればと思います。
そして、林業や農業に触れるために、みなさん出掛けてみてはいかがでしょうか?